オーディンスフィア レイヴスラシル
久しぶりの記事更新となります。どうも皆さんこんにちは。
久しぶり…なんですが、今回の記事はLoLについてではなく、PS4/PS3で発売されているゲーム『オーディンスフィア レイヴスラシル』の感想みたいなものを綴っていこうと思います。
独特なタッチで描かれる美しい世界とキャラクター達
アトラス×ヴァニラウェアが挑むリ・クリエイト作品の第一弾と銘打って発売されたこのソフト、リ・クリエイトの言葉が示すように8年前に既に発売されているんです。
僕は8年前に発売されたという無印はやったことがなかったのですが、続編とかではなく完全リメイクということなので購入してみました。
ちょっと遊んでみて、まず思ったのが「絵の雰囲気が最近のゲームとは違うな」ってことです。
近年のコンシューマーゲームというのはおおよそにしてリアル志向(FFシリーズなんかもその波に乗っていますね)で、確かに発達したエンジンを用いて描かれるリアルな世界は美くしいと思うのですが、オーディンスフィアの「美しさ」はそれとは全く別物で、思わず「はっ」と息を呑んでしまう。そういう「美しさ」がそこにはあります。美麗ではなく、とにかくただただ美しいのです。まるで絵画を見ているが如く…。
ちなみに、声優もかなり豪華です。女性キャラクターには川澄綾子さんや能登麻美子さん、さらには沢城みゆきさんを起用されていて、男性キャラは浪川大輔さんと千葉進歩さん、ともうすごいことになってます!彼らの名演もまた物語に没入させてくれる要素の一つになっています。
個人的に序盤から感動し続けていたのはSEです。
何がすごいって、もう厚みがすごい。
言葉ではうまく表現しにくいけれど、なんというか重厚感がもうすごい。
このPVでも冒頭に使われているが本編中のSEはさらにすごいので、ぜひ期待してプレイしてもらいたいと思います。
さらにこのPVを最後のほうまで見ていただくとチラッと映っているのが「料理」のシーン。
この料理のグラフィックがとにかくすごい。本当に食べたくなる、食欲をそそられる、そんな料理の数々(なんとその数50種類以上!)が用意され、このゲームでの重要な要素になっています。
僕は初めてこのゲームの料理を見た時に、このゲームの独特なタッチを完全に受け入れました。そのくらい、料理の表現は素晴らしいです。
ストーリーもまた緻密に構成が練られていて、また伏線も各所に散りばめられているため、自分の中で因果関係を思い浮かべながらプレイすると話がつながった際にすごく感動することが出来ます。ストーリーの根幹は北欧神話やワーグナーの『ニーベルングの指輪』をモチーフとしているそうですが、たしかにこの物語はゲームをしている、というよりもまるで演劇を見ているのではないか、と錯覚してしまいます。
ただ、そういうと「なんだ映像ゲーかよ」って思う人もいるかもしれませんが決してそうわけではありません。
僕のプレイした結果だと、映像の時間<ゲームとしての操作時間 になりました(僕がゲーム下手なだけかもしれませんが;;)し、なによりアクションゲームとしてだけ見てもかなり面白い、というのが率直な感想です。
こちらのPVでは戦闘など、ゲーム性に言及していますね(もしかしたら違うかも)。
ところでこのゲームには5人のメインキャラクターがいます。そして各々のお話があります。
故に、レベル1からスタートする、というのを5回します。アイテムもお金も前のキャラクターから引き継ぐということはありません。
この字面だけ見ると、嫌厭してしまう人もいるかもしれませんが、実際にはレベル1からでも全くスタイルの違うキャラクターを操作することになるので、逆にありがたいところもあるのです。唯一引き継ぐ要素としては、料理のレシピくらいですかね(といっても序盤にはそれ相応の食材しか手に入らないのでいきなり高級料理を調理してもらうことは不可能ですが)。
とりあえずクリアしたので興奮も冷めやらぬままキーボードを叩いていますが、まだクリア後の世界を遊んでいないので、そこも含めた感想みたいなものも後日書くと思います。
物語重視のゲームがしたい!って思っている方も、アクションRPGがしたい!、と思っている方も、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。